日時 2000年 7月11日(火) 15時〜16時40分 場所 経済学部5階視聴覚室 講演者 倉田 博史 (総合文化研究科 国際社会科学専攻) 演題 一般線形回帰モデルにおける一般化最小2乗推定量の小標本効率性 概要: 一般線形回帰モデルにおける一般化最小2乗推定量(GLSE)の 小標本効率性に関する研究の中で特に Kariya, T.、 Toyooka, Y.、Eaton, M.L.らの一連の研究に焦点を当て、 報告者(倉田)の結果も交えながらサーベイします。 ・GLSEの定義と他の推定原理との関係、 ・不偏性、2次モーメントの存在の十分条件、 ・リスク行列の下界の導出の問題、 ・正規性の下でのリスク行列の上界の導出の問題 について述べたいと思います。 (もし時間が許せば、 ・下界の達成に関連する問題 ・楕円対称分布の下での上界の導出 ・GLSEの分布の正規近似 などから取捨選択して述べたいと思います。)