統計学輪講(第17回)

日時	2000年 7月11日(火)     15時〜16時40分
場所	経済学部5階視聴覚室
講演者  倉田 博史 (総合文化研究科 国際社会科学専攻)

演題	一般線形回帰モデルにおける一般化最小2乗推定量の小標本効率性

概要:
一般線形回帰モデルにおける一般化最小2乗推定量(GLSE)の
小標本効率性に関する研究の中で特に Kariya, T.、
Toyooka, Y.、Eaton, M.L.らの一連の研究に焦点を当て、
報告者(倉田)の結果も交えながらサーベイします。

・GLSEの定義と他の推定原理との関係、
・不偏性、2次モーメントの存在の十分条件、
・リスク行列の下界の導出の問題、
・正規性の下でのリスク行列の上界の導出の問題

について述べたいと思います。

(もし時間が許せば、
・下界の達成に関連する問題
・楕円対称分布の下での上界の導出
・GLSEの分布の正規近似
などから取捨選択して述べたいと思います。)

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