統計学輪講(第20回)


日時    2001年9月18日(火) 15時00分〜15時50分
場所    経済学部5階視聴覚室
講演者  小林  景(計数M2)
演題     Support Vector Machineのパラメータ選択

概要
  SVM(Support Vector Machine)は,Vapnikにより提案された
パターン認識における学習手法のひとつであり,既存の学習機械や
統計的判別法に比べて,文字データなどの高次元入力データに対して
非常に高い判別能力を持つことが知られている.しかし,構成可能な
判別曲面の多様性ゆえにover fittingの問題が深刻であり,SVMの
誤り許用度を設定する変数のとり方によって,テストデータの誤判別率が
大きく変化する.
  本発表では、SVMをregularizationの枠組で解釈することによって,
ABIC,RIC等の手法を用いてこの変数を選択する方法を提案する.
さらに,同様の手法を用いてkernel関数内の変数や、kernel関数自体を
選択することを試みる.


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