日時 2001年10月 9日(火) 15時50分〜16時40分 場所 経済学部5階視聴覚室 講演者 戸石睦美(経済M1) 演題 未発見の種の数の推定法を、シェイクスピアの総語彙数の推定に 応用したEfron & Thistedの論文についての紹介 概要: シェイクスピアの全作品は31,534語から成る。(のべ884,647語) それに対し、Efron & Thistedは、シェイクスピアが実際にはどのくらいの 単語を知っていたのかについて、Fisherによるparametric empirical Bayes modelとGood & Toulmin によるnonparametric modelの2種類の 方法によって推定を試みている。その推定結果として、少なくともあと 35,000語を知っていたと結論付けている。本稿では、その2種類の推定方法を 検討し、結果についても考察する。