日時 2001年11月 6日(火) 15時50分〜16時40分 場所 経済学部5階視聴覚室 講演者 吉田 寛隆(地球システムM1) 演題 発電事業における燃料代替 トランスログ・モデルを用いて 概要: 石炭・重油・原油・LNGを燃料として発電事業を行っている電力事業者は、 常に燃料価格変動というリスクにさらされながら、消費者からの需要に対して 過不足の無い電力供給を行っている。電力業者は燃料価格の変動を踏まえて 効率的な投入量配分を決定し、発電費用の抑制を図るべきである。 今回の発表では、上記4燃料の輸入価格と一般電力業者10社の月次燃料投入量を、 発電量・発電設備能力とともにトランスログ・コストシェア・モデルにて回帰分析し、 その回帰係数より燃料投入量の価格弾性値計算した結果を発表する。 あわせて西欧について同様の分析を行った先行研究との比較も行う。