日時 2000年12月11日(火) 15時〜16時40分 場所 経済学部第4教室 講演者 金森 敬文(東工大) 演題 ブースティングの損失関数とロバスト性 概要: 機械学習の分野で現在さかんに研究されている話題の一つである「Boosting」 という学習方法について解説します. Boostingとは,精度の低い学習機械(weak learner)を組み合わせることで精度 の良い学習機械を構成するための手法です.AdaBoost(Freund and Schapire, 1997)は顕著な性能を示すBoostingの方法として注目されています.統計学の 方面からは,Generalized Additive Models として理解する試みがあります. 今回は発表では,Boostingについて既知の結果について解説し,しばしば用い られている損失関数についての簡単な比較,検討をおこないます.