日時 2002年 4月16日(火) 15時50分〜16時40分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 小林 景(数理情報D1) 演題 新しい多値判別Support Vector Machineの提案と妥当性の評価 概要: Support Vector Machine(SVM)は二値判別のための学習アルゴリズム の一つで,その汎化能力の高さから,非常に幅広い分野で応用されて いる.本発表では、多値判別のための新しいSVMを提案する.また, 統計的学習理論における2値判別の経験リスク最小化原理(ERM原理), 構造リスク最小化原理(SRM原理),Vapnik Chervonenkis次元(VC 次元)などの定義をクラス数3以上の場合に拡張し,それらの妥当性を 示す.さらに,新しく定義した多次元VC次元を用いて新しい多値判別 SVMについてERM原理の一致性が成立することを証明する.