日時 2002年 10月 8日(火) 15時〜15時50分
場所 経済学部新棟3階第3教室
講演者 水野 信貴(数理情報M1)
演題 GENERALIZED AUTOREGRESSIVE CONDITIONAL HETEROSKEDASTICITY
(文献紹介)
概要
線形回帰モデルにおいては残差項の分散は一定といった
仮定がおかれているが、ある種のデータでは不均一分散
の形態を呈していることがある。
そこで、時間とともに分散が変化する場合の方法としてEngleによって
提唱されたARCHモデル、そしてそれを一般化したGARCHモデルが金融時系列等
で有名であるが、それらのモデルについてBollerslev(1986)の論文をもとに
モデルの細かい背景を確認する。