日時 2002年 10月29日(火) 15時〜16時40分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 田中 紀子(医学系研究科 D2) 演題 SNPを用いた疾患感受性遺伝子探索のためのケース・コントロール研究 概要 近年のゲノム研究において、complex diseaseに関連する遺伝子を探索 するためにケース・コントロール研究が盛んにおこなわれるように なった。大量のマーカーから得られたデータをどのように解析し、 どう解釈するかという問題についてはいまだ議論が行われている。 2001年にHoh Jらによる実際にどのような手順でデータを解釈していくか についての論文をもとに研究の大きなながれについて説明を行い、 多重性の問題だけではなく、population staratificationの問題にも 対処できる方法としてDevilinら(1999)によるgenomic control を用いた方法について簡単に紹介をおこなう