日時 2004年 7月 13日(火) 15時〜15時50分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 米田 伸弘(経済M2) 演題 Bayesian Analysis of Type1 and Type2 tobit model 概要: Type1 tobitモデルとType2 tobitモデルについて概観する とともに、それらが両方適用可能なデータに直面した場合 の問題について検討する。 本稿では、まずType1 tobitモデルの基本モデルを解説し、 それを共変量に依存したcensoring pointをもつように拡張した場合の ベイズ分析法を提案する。この方法には収束が遅いという問題点が あるため、「一般化Gibbs sampler」によりその収束の改善を試みる。 次に、Type2 tobitモデルのベイズ分析法を提案する。これには 識別性を保持しつつ、Gibbs samplingしなければならないという 問題があるが、提案する方法はその問題を解決している。
Tokyo University