統計学輪講(第21回)

日時    2004年 9月 21日(火) 15時〜16時40分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  縄田 和満(地球システム)
演題    離散型モデルを使った医療データの分析
概要:
 我が国においては医療費の増加が大きな問題となっている。このため,長期入院の
解消による平均在院日数の短縮化が国の政策的課題になっている。平成14年4月の診
療報酬改定でも,急性期病院の平均在院日数要件が短縮されるなどの改定が行われて
いる。在院日数や治療成果の分析は今後の診療報酬等の医療政策を考える上で重要で
ある。輪講では、最近行っている研究から、
i) 大腿骨頚部骨折データの離散型比例ハザードモデル、順序推定モデルを用いた分
析
ii) 大腿骨頚部骨折データの(新たに開発した)同時方程式モデルによる分析
iii) 白内障データの分析
について述べる。



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