日時 2004年 1月 11日(火) 15時〜15時50分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 前田 恵一(数理情報M2) 演題 EMアルゴリズムを用いたゲノム配列の特徴量抽出 概要: DNAデータは局地的に様々なパターンを持って存在していることが多い.CpG アイランドと呼ばれる局地的にCGの組が多い部分は遺伝子の転写,開始部位に 選択的に存在すると信じられ,ほとんどのハウスキーピング遺伝子がCpGアイ ランドを持っていることも報告されている.このようなCpGアイランドを探索 するプログラムも存在するが,現状ではCpGアイランドを検索する際に設定する パラメータをユーザが経験的に選択して決定している. CpGが多い場所に対し, 背後にHMMを仮定しカルマンフィルターを用いEMアルゴリズムを適用する.
Tokyo University