統計学輪講(第10回)

日時    2005年 6月14日(火)  15時〜16時40分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  駒木 文保(数理情報)
演題    定曲率空間の幾何学とベイズ統計
概要:
  異なる統計モデルが,Fisher-Rao計量をもつリーマン多様体としては,
同一の構造をもつことがある.これらのモデルに関するベイズ予測の
漸近理論は,幾何学的な視点から統一的な取り扱いをすることが可能である.
漸近理論からの結果は,有限サンプルの理論に対しても多くの有効な
示唆を与える.モデル多様体が非負の定曲率空間になる場合について,
いくつかの例をとりあげて説明する.



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