統計学輪講(第19回)

日時    2005年 9月 27日(火)  15時〜15時50分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  桜井 悠司(数理情報M1)
演題    独立成分分析の計量ファイナンスへの応用
概要:(研究紹介)
独立成分分析(Independent Component Anaysis)とは、多変量の時系列データ
が観測された際、これらを独立な確率変数が混合したものとして、独立成分
に分解する手法であり、近年、多変量解析の新手法として様々な分野で注目
されている。ファイナンスでは、VARの簡素化等に用いることができることが
わかっているが、ファイナンス特有の事情に合わせて、理論的にも
実務的にも修正すべき点は多い。最終的にはカルマンフィルターの形に拡張
することにより、ポートフォリオ選択に応用することが目標であるが、
今回はその途中経過報告する。



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