日時 2005年 11月 15日(火) 15時〜16時40分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 大森 裕浩(経済) 演題 打ち切りの閾値が共変量に依存するトービットモデル 概要: 打ち切りのある回帰モデルにおいて閾値が共変量に依存する場合には最尤法による 推定が困難となるため、ベイズ的なアプローチをとり,マルコフ連鎖モンテカルロ法 による推定方法を提案する。また,関連するモデルとしてサンプル・セレクションモ デルをとりあげ,その推定方法のサンプリングが非効率的であることを示し,2つの モデルについて収束が改善される加速の例があることを示す。最後にいくつかの応用 例について2つのモデルの比較を行う。 尚,本研究は米田伸広氏との共同研究である。
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