日時 2006年 5月 23日(火) 15時50分~16時40分 場所 経済学部新棟3階第2教室 [※ 今年度夏学期は教室が変更になっております] 講演者 高橋 慎(経済M2) 演題 Realized Volatilityモデル (論文紹介) 概要: 金融資産収益率の分散 (volatility) は金融資産のリスク評価 (Value at Riskなど) やオプションの価格付けに欠かすことのできない重要な変数である。 Volatilityは実際に観測することはできないが、日中の取引を記録した高頻度 データを用いて一致推定量 (realized volatility) を計算することができ、 realized volatilityを用いて将来のvolatilityを予測する研究が盛んに行わ れている。今回の発表では、realized volatilityを用いたひとつのモデルと してBarndorff-Nielsen and Shephard (2002) を紹介し、日本のデータ (TOPIX) を用いた実証結果を報告する。
Tokyo University