日時 2006年11月28日(火) 15時〜15時50分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 松本 直久 (数理情報M2) 演題 Akaike weightによるmodel averagingについて 概要: 複数のモデルが考えられる状況でModel averagingをする場合、 各モデルのウェイトをどの様に設定するかが問題となる。 既存の手法ではexp(-AIC/2)を標準化したものを用いることが多く、 Burnham and Anderson (2003) はこれをAkaike weightと名付けている。 このAkaike weightはAkaike (1978 etc) によってモデルの尤度として heuristicに提案されたものである。 一方で、Leung and Barron (2006) は回帰による関数推定において mixing estimator のリスクの不偏推定量を、各推定量のリスクの 不偏推定量で表しその関係を簡潔に表すための条件を課すと Akaike weight が導かれることを示している。 本発表では以上の内容について紹介する。
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