統計学輪講(第34回)

日時    2006年12月 5日(火)    15時〜16時40分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  清 智也 (数理情報)
演題    凸関数の勾配写像に基づく統計的モデルとその応用

概要:
任意に与えられた連続多変量分布は, 凸関数の勾配写像を使って, 
別の連続多変量分布に (一意的に) 変換できることが知られている. 
本発表では, 勾配写像の線形結合で作られる統計的モデルを扱い,
パラメータ推定などを行なう上での長所・短所を説明する. 
応用として, 3次以上の相関を持つデータの解析例を示す. 
また, 勾配写像が線形結合で表せないモデルについても考察する.


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