統計学輪講(第42回)

日時    2007年 1月23日(火)    15時〜15時50分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  深澤 正彰 (数理科学D1)
演題    離散分布の表現定理

概要:
Faddy(1997)は任意の離散分布が pure birth process の時刻1での
周辺分布として表現出来ることを示し,以来 transition rate に
種々の構造を入れて各種計数データのモデリングを行っている.
この方法の問題点は transition rate から尤度を計算するために
数値計算に頼らねばならないことである.
今回は,任意の離散分布が pure birth process を gamma time change
したものの時刻1での周辺分布として表現出来ること,この場合の
transition rate と尤度の関係は非常に単純であることを報告する.


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