統計学輪講(第43回)

日時    2007年 1月23日(火)    15時50分〜16時40分
場所    経済学部新棟3階第3教室
講演者  白石 友一 (総研大D2)
演題    2値判別機の組み合わせによる多値判別法について

概要:
多値判別とは、出力が3種類以上ある場合の判別問題のことである。
現実の多くの問題で多値判別は必要とされるが、決定的な手法の開発は未だなさ
れておらず、現在も多値判別に関する研究は盛んに進んでいる。
多値判別の一つのアプローチとして、2値判別機の出した結果を組み合わせて多
値の判別を行うという手法がある。
本発表ではまずこのアプローチにたった既存の手法をレビューを行う。
その後、2値判別機の組み合わせ方をデータから学習する手法を提案し、その有
効性を数値実験により検証する。


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