統計学輪講(第26回)

日時      2008年10月28日(火)    15時〜15時50分
場所      経済学部新棟3階第3教室
講演者    王 潔静 (工M1)
演題      日本における消費者行動の変化

概要

 人々の消費行動に影響を与える要因には、所得や価格の変動だけでなく、個人の嗜好や
選好の変化、また時代毎に特有の要因も挙げることができる。今回は5年毎に実施される
「全国消費実態調査」による、1984年から2004年までの5波の年齢階級別消費支出データ
を用いて、AIDシステム(Almost Ideal Demand System)を推定し、家計の消費行動の変化
を年齢や世代の違い、また調査時点間の違いの側面から考察した結果について講演する。
また家計の等価尺度についても推定を行い、その結果について紹介する。