日時 2009年06月23日(火) 15時~15時50分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 廣瀬 善大 (情報理工D2) 演題 分割表と双対平坦空間のLeast Angle Regression 概要 Least Angle Regression (2004, Efronら)は線形回帰問題に対するパラメータ推定手法である. 文献[2]において,双対平坦空間の情報幾何に基づいてLeast Angle Regressionを拡張した. 本発表では,分割表における多項分布に対して,交互作用を考慮した自然パラメータのとり方を紹介する. また,そのパラメータを利用して,双対平坦空間におけるLeast Angle Regressionを考える. 特に,どういう部分空間においてアルゴリズムが動くことになるのかを説明する. [1] 甘利,長岡(1993),情報幾何の方法,岩波講座 応用数学,岩波書店. [2] Y. Hirose and F. Komaki(2009),An Extension of Least Angle Regression Based on the Information Geometry of Dually Flat Spaces,METR 2009-09,University of Tokyo.