統計学輪講(第15回)

日時      2010年06月22日(火)    15時~16時40分
場所      経済学部新棟3階第3教室
講演者    田中 研太郎 (東工大 社会理工)
演題      線形構造方程式モデルにおける介入と数理計画法の適用

概要

因果関係を有向グラフを用いて表した因果ダイアグラムにおいて、ある変数Xから
別の変数Yへの因果関係を外的操作によって変更することを介入と呼ぶ。
また、XからYへの関係に介入したときに影響を受ける変数の分布または分布の特徴
を介入効果と呼ぶ。
いま、因果関係が線形で表される線形構造方程式モデルを考えると、このモデルに
おける介入は、定数項や切片や誤差項などを修正または付け加えることを意味して
おり、興味ある変数の分散を最小化するための最適な介入方法を探す問題が、実用
上の観点から興味ある話題として研究されている。
本発表では、これらの話題についての先行研究を紹介し、それから、数理計画法を
用いた介入の最適化の手法を提案する。