日時 2010年11月30日(火) 15時~16時40分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 松井 宗也 (情報理工) 演題 拡張されたポアソン・クラスターモデルの予測 概要 去年紹介した,ポアソン・クラスターモデルを拡張したので その結果を紹介する.そして,そのモデルに関して計算できた 予測量を紹介する.さらに,興味深い具体例が得られたので, それにも触れる.発表ではポアソン・クラスターモデルの構造と, 拡張のアイデアが良く分かるよう心掛ける.ここでいう拡張とは 1.モデルを構成する確率過程を拡張した. ポアソン過程に関しては,均一(斉次的)ポアソン過程から(非斉次的) 不均一ポアソン過程への拡張,クラスター過程に関しては,レヴィ過程から 加法過程へ拡張を試みた. 2.1つのクレームに関して,(ランダムに)複数の確率過程を 発生することができるように,モデルを拡張した. の2点である.また具体例に関しては非負整数値の値をとるレヴィ過程を用いた.