日時 2011年10月04日(火) 15時00分〜15時50分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 城田 慎一郎 (経済M1) 演題 Realized Stochastic Volatility Model with levrage and long memory 概要 日次リターンとRealized Volatility(RV)の同時モデリングはGARCHモデル、 Stochastic Volatility(SV) モデル双方で提案されている。 今回はまず、SVモデルの枠組みでの同時モデリングについて紹介を行う。 またRVは長期記憶性を示すことが知られており、ボラティリティの従う過程に長期記 憶過程を適用したモデルのパフォーマンスがいいことが知られている。 そこで、本研究では、ボラティリティの従う過程に長期記憶過程を表すARFIMA過程を 適用し、そのパフォーマンスを従来の短期記憶過程AR(1)を適用したモデルと比較し た。 モデルの表現、パラメータの推定手法、実際のデータを用いた周辺尤度によるモデル 比較を中心に触れる。