日時 2012年01月17日(火) 15時50分~16時40分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 上原 早霧 (情報理工M1) 演題 生存時間解析における決定木学習 概要 様々な生存実験における,死亡イベント発生までの時間(生存時間)についてのデー タ解析を目的とする. 生存時間データは,標本サイズが小さい,打ち切りデータを含んでいる,などの特徴 があり,解析は複雑になる. また,生存時間の予後因子を決定することが重要になってくる. その際,要因同士の交互作用を捉えるのに有用な手法として,決定木(樹木構造接近 法)がある. 決定木ははデータマイニングでよく用いられる予測モデルであり,CART法,それを連 続モデルに拡張したMARS法などがある. 本発表ではさらに,boostingを加味したMART法や,多分岐の決定木を構成する方法を 紹介する. [1]Hamasaki, T. & Goto, M. “Inferences based on grouped observations from the bivariate power-normal distribution.” Journal of the Japanese Society of Computational Statistics, vol.11, no.1, pp.95-119, 1998. vol.22, no.1, pp.3-21, 2010.