統計学輪講(第17回) 日時 2013年10月29日(火) 15時40分~16時30分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 笹井 健行 (情報理工M1) 演題 ゲーム論的確率論における極限定理について 概要 ゲーム論的確率論は[1]によって提案された,測度論的確率論に代わる,新たな確率論の枠組みである. ゲーム論的確率論では賭けゲームを通じて大数の強法則,重複対数の法則,中心極限定理などが 構成的に証明される.今回の発表では,ゲーム論的確率論の紹介を行った後に,いくつかの極限定理 に関して具体的に紹介する. [1]G.Shafer and V.Vovk Probability and Finance It's Only a Game!, Wiley, New York, 2001.