統計学輪講(第24回) 日時 2015年01月06日(火) 15時40分~16時30分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 小池祐太 (統計数理研究所) 演題 高頻度データに対する標本歪度・共歪度の漸近論 概要 1日や1週間といった, ある固定された区間内で高頻度に観測されたデータに対する(共)歪度の推定について議論する. このようなデータは, 異なる観測頻度間でのモデルの両立性を維持するという観点からみると, 連続時間確率過程の 離散観測データとしてモデル化すると便利である. 本発表では, このようにデータをモデル化した際の, 標本(共)歪度に対する, 観測頻度を大きくするという極限下での漸近論について報告する.