統計学輪講(第16回)

統計学輪講(第16回)
日時      2015年09月29日(火)    15時45分~16時35分
場所      経済学部新棟3階第3教室
講演者    平田 慧介 (経済M1)
演題      がん・心疾患・脳血管疾患のAPCモデル分析

概要
主に[1]の論文について紹介する。
疫学、社会学などで、死亡率、世論調査の回答率などの変動を分析する際、それが受ける影響を年齢・時代・コホート
(出生世代)の三要因に分類して分析を行う手法がAPC(Age-Period-Cohort)モデルである。
このモデルを用いて、日本人の主要死因である悪性腫瘍(がん)・心疾患・脳血管疾患の死亡率の動向を分析した例を
紹介する。また、将来の死亡率予測にモデルを適用した例についても紹介する。

[1] 丸尾伸司, 3大死因の年齢・時代・コホート効果の変遷, 日本保険医学会誌 113(1) 40-62 (2015)