統計学輪講(第21回)

統計学輪講(第21回)
日時      2015年11月17日(火)    14時55分~15時45分
場所      経済学部新棟3階第3教室
講演者    ピッサマイ ピッタヤパット (情報理工M1)
演題      関数係数季節モデルとハワイ観光データの解析への応用

概要
本発表は[1]を紹介する。
 
[1] では、ハワイ観光データの解析のきっかけで関数を係数として持つノンパラメトリックな季節モデルを提案する。
このモデルで関数係数はトレンド成分と季節成分を含み、時間変化によって変化する。モデルを紹介した後、関数係数の
推定方法や漸近的な性質などを述べる。
次に実例として2つのシミュレーションにモデルを適用させ、性質などを確認する。最後にハワイの観光データを適用させ、
推定で得られたデータについて解析を行い、提案されたモデルと季節ARIMAモデルを比較する。

[1] Xialu Liu, Zongwu Cai, Rong Chen, Functional coefficient seasonal time series models with an application of Hawaii touri
sm data, Computational Statistics, September 2015, Volume 30, Issue 3, pp.719-744