統計学輪講(第20回)

	統計学輪講(第20回)
	日時      2016年11月29日(火)    15時45分~16時35分
	場所      経済学部新棟3階第3教室
	講演者    荘 直哉  (経済M2)
	演題      Box=Cox変換モデルを用いた大腿骨骨折患者の在院日数の要因分析

	概要
	2003年のDPC制度導入以後,日本では医療の効率化が進められ,その指標として患者の平均在院日数が広く用いられている.
	特に, 股関節大腿骨骨折は高齢者に多く, 入院が長期化しやすいという特徴を持つ.
	在院日数は右裾が広い分布を持つため, 一般にBox-Cox変換を用いたモデルがよく使われるが,
	変換パラメータを最尤法によって推定した場合, ある条件外では一致性を持たないことが知られている.
	本研究では、Nawata and Kawabuchi(2014)等で提案された方法にならい, 2005年から2012年までの
	大腿骨骨折患者のデータを用いて、在院日数の分析を行い、結果を考察した.