統計学輪講(第7回) 日時 2017年05月23日(火) 14時55分~15時45分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 翁 啓翔 (情報理工M2) 演題 Max-plus代数による非線形フィルタリングにおけるHJB方程式の求解(文献紹介) 概要 文献[1]を紹介する. 非線形なシステムにおけるロバストなフィルタリングを考える. [2]では誤差が外乱のエネルギーの関数で抑えられる推定量を構成した. 紹介文献では[2]で提案された推定量を求める上で現れるHamilton-Jacobi-Bellman方程式の粘性解が Max-plus代数上の作用素を用いることにより,Max-plus代数の意味での線形計算で求まることを示す. [1]W. H. Fleming and W. M. McEneaney, A max-plus based algorithm for an HJB equation of nonlinear filtering, SIAM J. Control Optim., 38 (2000), pp. 683?710. [2]W. M. McEneaney, Robust/H∞ filtering for nonlinear systems, Systems Control Lett., 33 (1998), pp. 315?325.