統計学輪講(第16回) 日時 2017年10月03日(火) 15時45分~16時35分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 湯浅 良太 (経済M1) 演題 枝分かれ誤差回帰モデルについて(文献紹介) 概要 標本数が少ない時、平均の推定において標本平均を用いると推定誤差が大きくなる。 そこで、線形混合モデルを用い、経験最良線形不偏予測量や経験ベイズ推定量を求めることで縮小推定をするという方法がある。 中でも、個票データが得られる場合には、枝分かれ誤差回帰モデルがよく用いられる。 本発表では、いくつかの論文をもとにfinite populationでの枝分かれ誤差回帰モデルについて、 平均二乗誤差の推定や信頼区間に関する結果等を紹介する。