統計学輪講(第26回) 日時 2017年12月19日(火) 14時55分~15時45分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 金子 雄祐 (経済M2) 演題 Regression Discontinuity Model with single index model 概要 不連続回帰モデル(Regression Discontinuity Model, RDD) は処置効果(Treatment Effect) の因果推定のツールとして経済学を初めとした多くの学問分野で広く用いられてきたが,通常,推定において共変量はbias に大きな影響を与えないとして無視されてきた. しかし,共変量が非線形なケースだと効率性が大きく悪化してしまい,RDD の実証研究ではサンプルサイズが小さいケースもあるので問題となる. 本研究では,additive single index model を用いて共変量を同時に推定することで,効率性の上昇を図る. [参考文献] Regression Discontinuity Designs Using Covariates, with Sebastian Calonico, Max Farrell and Rocio Titiunik. Working paper, October 2017. Revision requested by Review of Economics and Statistics.