統計学輪講(第26回) 日時 2017年12月19日(火) 15時45分~16時35分 場所 経済学部新棟3階第3教室 講演者 小川 大貴 (経済M1) 演題 Augmented Particle Filter 概要 状態空間モデルが非線形の場合に用いられる分析手法の一つに粒子フィルタ(particle filter)があり、 粒子(particle)と呼ばれる乱数を多数発生させてフィルタリングの計算を行う。 粒子フィルタは提案分布の選択によってさらにいくつかの種類に分かれる。 本発表では、その中で特に精度がよいことが知られている補助粒子フィルタ(auxiliary particle filter)と、 最近提案されたaugmented particle filterの二つを主に紹介し、それらの有効性を比較する。 参考文献 [1]:Pitt, M. K., & Shepard, N. (1999). Filtering via Simulation: Auxiliary Particle Filters. Journal of the American Statistical Association, 94(446), 590–599. [2]:Yun, J., Yang, F., & Chen, Y. (2017). Augmented Particle Filters. Journal of the American Statistical Association, 112(517), 300–313.