統計学輪講 第1回

日時 2019年4月9日(火)
14時55分 ~ 16時35分
場所 経済学研究科棟 3階 第3教室
講演者 岡田 謙介 (教育学研究科)
演題 パーソナリティ測定の項目反応と反応時間のモデル
概要

パーソナリティを測定する研究はオンラインで実施されることが増えており,項目反応と反応時間の両方を活用した統計モデルが望まれる。 本発表では,項目反応理論 (Item Response Theory, IRT) モデルを拡張する形で,本研究室で提案してきた3つの研究を紹介する。 第1に,サーストン型 IRT と,反応時間生成の内的メカニズムを表現する拡散モデルを組み合わせたモデルである。 第2に,多肢選択型データへの拡張を念頭に, IRT と反応時間の Linear Ballistic Accumulator (LBA) モデルを組み合わせたモデルである。 第3に, IRT と対数正規反応時間モデルを組み合わせ,(項目あたりの)フィッシャー情報量による適応的な項目選択を行うモデルである。 各々について,背景,提案モデル,シミュレーション結果,実データ分析例を紹介する。