統計学輪講 第17回
日時 | 2019年10月15日(火) 15時50分 ~ 16時40分 |
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場所 | 経済学研究科棟 3階 第3教室 |
講演者 | 渡邉 元和 (情報理工学系研究科M1) |
演題 | 多重対応分析と多項対数双線形モデル |
概要 |
Fithian, William, and Josse, Julie (2017) [1] を紹介する。 多重対応分析は、複数のカテゴリ変数を持つようなデータに対して用いられるデータ分析手法の1つであり、データの次元削減などに用いられている。 連続データに対する次元削減手法である主成分分析や、2つのカテゴリ変数に対する次元削減手法である対応分析に関しては関係する統計モデルが知られているが、多重対応分析と統計モデルとの関連性は知られていない。 Fithian ら [1] は、多項対数双線形モデルと呼ばれる統計モデルのパラメータ推定を、多重対応分析により与えることができることを示した。 また、このモデルのパラメータを、特異値分解によって容易に解くことのできる多重対応分析を利用して推定する数値実験を行なった。
参考文献 |