統計学輪講 第26回
| 日時 | 2022年01月11日(火) 14時55分 ~ 15時45分 |
|---|---|
| 場所 | Zoomオンライン開催(URLはITC-LMSをご確認ください) |
| 講演者 | 渋江 遼平 (情報理工D1) |
| 演題 | 状態空間モデルによる神経スパイク列の隠れ状態の推定(文献紹介) |
| 概要 |
近年,計測技術の発展により,大量かつ高次元の神経スパイク発火列が計測できるようになっている.それに伴って,さまざまな脳領域のニューロンの集団的な発火活動が低次元の隠れ状態によって記述できることが確認されている.本発表では,意思決定中の神経スパイク発火列の隠れ状態を推定する問題に着目し[1, 2],Neural ODEを用いた状態空間モデル[1]について紹介する.
[1] T. D. Kim, T. Z. Luo, J. W. Pillow and C. Brody, Inferring latent dynamics underlying neural population activity via neural differential equations, Proceedings of the 38th International Conference on Machine Learning, 2021. |